みなさんこんにちは、シンディです。
みなさんのわんちゃんは野菜が好きですか?
うちのニコは小さいときにポイ捨てされたタバコすら美味しそうに食べてたので(超危険)なんでも大好きです。
先日、スーパーのほうれん草がいつもより安かったので購入して帰宅した後、カバンに入れっぱなしで他の家事をしていたところ、にこがそのカバンをこじ開けて中のほうれん草を食い散らかしてました。
まぁもちろん怒りもありましたが、それよりも「ほうれん草を食べてよかったっけ??」という心配の方が勝ったので調べてみました!!
犬にほうれん草をあげても大丈夫
犬にほうれん草をあげても問題はありませんし、むしろ栄養価も高いので健康を保つために愛犬に食べさせたいと思われる食材です。
ただ、健康にいいなら!と過剰に与えるのは禁物です。
犬にほうれん草をあげすぎると下痢・嘔吐につながるので、適量を守ってあげるようにしましょう。
ほうれん草は草好きの子にはご馳走
散歩中に草を嬉しそうに食べている子は、ほうれん草も大好きだと思います!
散歩中の道端にあるものを食べると拾い食いグセがつくので、道端の草は食べさせず、家に帰ってからほうれん草をあげましょう。
我が家の犬は雑草がボーボーに茂ったベランダで野草ブッフェを楽しんでましたが、これは・・・あまりよくないと思います(笑)
ほうれん草は生ではあげない、茹でる
ほうれん草をあげる際は必ず茹でてからあげましょう。
ほうれん草にはアクがあり、このアクには犬の健康を阻害する「シュウ酸」が入っています。
ほうれん草を茹でればシュウ酸を除去できますが、あまり長時間茹でると今度はビタミンなども流れ出てしまい、栄養のない葉っぱになってしまいます。
沸騰したお湯に2〜3分潜らせる程度にしましょう。
また、湯通しているときに塩などは入れないでください。塩分は食事に添加する必要はありません。
お湯とほうれん草のみにしましょう。
また、犬は食べ物を咀嚼する動物ではなく、物を丸呑みする習性があります。
1cmほど細かく切って与えると、丸呑みに比べて効率的に栄養を吸収できます。
ほうれん草のシュウ酸に注意する
ほうれん草に含まれるシュウ酸はシュウ酸カルシウム結石を引き起こす病原物質です。
また、シュウ酸カルシウム結石の経験があるわんちゃんにはほうれん草を与えるのは控えましょう。
一度大きくなってしまったシュウ酸カルシウム結石は小さくするのにかなりの時間がかかります。
シュウ酸カルシウム結石の原因となるシュウ酸の含まれたほうれん草を与えるのはおすすめできません。
ちなみに、これは人間でも同様に言えることで、シュウ酸は人間の尿路結石の原因の一つ。
犬も人間も同じ食べ物で同じ病気になりえるなんて、同じ哺乳類って感じがしますね・・・。
犬に冷凍食品のほうれん草はあげない
冷凍食品のほうれん草は茹でて切る手間が省けてとっても便利ですが、冷凍食品に加工する過程で塩を使用した商品もあります。
冷凍食品を使用する場合は必ず袋の原材料欄をチェックしましょう。
犬にほうれん草を与える場合の給餌料
犬にほうれん草を与える場合は下記の表を参考にし、与えすぎないよう注意しましょう。
kg | 1日に与えていい量 |
1kg | 8g |
3kg | 20g |
5kg | 30g |
10kg | 50g |
15kg | 65g |
20kg | 85g |
30kg | 115g |
上記の通りあげても下痢や嘔吐をする場合は、与えないようにしましょう。
ほうれん草の栄養
ほうれん草には犬の健康を保つ効果が期待できます。
鉄分
ほうれん草の代表的な栄養素と言えるのが鉄分です。
鉄分は赤血球の主成分となって、全身へ酸素を運びます。
貧血防止に役立つ栄養です。
ビタミンC、ビタミンK、ビタミンB12
ほうれん草はビタミンが豊富であることでも知られています。
ビタミンCは肌をきれいにさせる効果があり、免疫力もあげてくれます。
ビタミンKは骨折予防に聞くと言われ、骨を強くする効果が期待できます。
ビタミンはお湯に晒されると流れてしまうので、ほうれん草を茹でる際は長時間茹でないようにしましょう。
カリウム
血圧を下げてくれる役割があります。
カルシウム
骨を強くする栄養です。
ルテイン・葉緑素
ルテインは目の健康を保つ効果があり、葉緑素は白内障予防に役立つと言われています。
犬用ほうれん草レシピ
我が家の愛犬に食い散らかされたほうれん草は愛犬に食べてもらうことにします!!
ちょっとでも栄養価が高く、美味しく食べてもらいたいのでレシピをご紹介します!
ほうれん草の胡麻和え
作り方
1:ほうれん草、にんじんを茹で、細かく切ります
2:すりごまと和えます
以上!調味料を使ってはいけないので素材の味だけで楽しんでもらいます!
ごまは擦っていないものでも構いませんが、細かい炒りごまを上手に舐めとれず結局捨ててしまったので、すりごまの方がほうれん草にまとわりついて食べやすくなるかと思います。
適量を守っておいしいわんこライフを送らせてあげましょう
体にいいものも過剰摂取は健康被害となる。
これは犬も人間も同じことです。
程度な量を愛犬に与えて健康的な生活を送らせてあげましょう!
そして、犬の手に届かないところに食品を入れましょう!!
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