最近我が家は引越しをしました。
川のすぐ近くに越して来たので、毎日の散歩コースは緑がたくさんの土手!
春先は新緑が心地よくて、いつまでも散歩していたいくらいでしたが、気温も高くなって来たある朝、いつものように土手を散歩していると、今まで見たこともない量のミミズが川沿いの道路で大量に死んでいました・・・
まぁそれも見ただけでもゾッとするんですが、さらにゾッとしたのは我が愛しの犬がミミズの亡骸食べてたこと!!!!
こ、これってアリ!?
ミミズってハンバーガーの肉になってたって噂あるくらいだし。。。実は滋養強壮のために食べてるのか!?
その日は知識不足で怖かったため、無理やり吐き出させて散歩も打ち切ったのですが、後学のため犬のミミズ食問題について調査した結果を紹介します!
なぜ地上でミミズが死んでるのか
そもそもミミズってなんでわざわざ地上に出て自殺しちゃうのか!
それは、ミミズが環形動物だからだそうです。
環形動物のミミズは呼吸のための装置を持っておらず、体の表面全体で呼吸をしているそうです。いわゆる「皮膚呼吸」しているわけなんですが、雨水が溜まった土の中では皮膚呼吸ができず、息苦しい状況になります。
また太陽光で土の温度が高くなってしまい、その熱さに我慢できなくなったら地上へワラワラ出て来てしまうそうです。
雨上がりの高温+晴れに注意
雨の上がった翌日の気温のたかい時はミミズが地上で死んでしまっていることが多いということがわかりました。
おそらく、私が見たミミズ大量死はこの条件が揃っていたんだと思います。
特に、私の近所の土手は野性味あふれていてコンクリートがあまりありません。
土から逃れようと少ないコンクリートゾーンに大量のミミズが逃げて来たんでしょう。
本当におぞましかったですよ。
なぜ犬はミミズが好きなのか?
さて話を犬に戻しますが、かつての犬はミミズをよく食べていたそうです。
どうやら犬は「腐肉食」という習性があるそうで、狩をして食べきれなかった獲物を穴に埋めて後で掘り起こして食べたり、そこらへんでのたれ死んでしまった腐敗死体を食べることもへっちゃら。
そう、犬にとって腐ったものを食べることは普通のことなんですね。
うちの犬はミミズを食べようと口の中に入れただけでしたが、ミミズに体を擦り付けて腐った匂いを堪能する子もいるそうです。
現代の犬はミミズを食べちゃダメ
かつては腐ったものも美味しくいただいてた犬ですが、現代の犬は当時の犬とはお腹の強さが違うはずです。
下痢しやすいワンちゃんもいるので、道端で腐ってるミミズを食べさせないようにしましょう。
道端のミミズを食べて死んでしまった例は知りませんが、ミミズについていた寄生虫から被害を受けたワンちゃんはいたそうです。
ミミズを食べると拾い食い癖がつくかも
また、飼い主さん的に食費が浮くからとミミズの拾い食いを黙認していると拾い食い癖がついてしまいます。
ミミズを食べることがダメというより、拾い食いがダメなんだという意識の元、散歩中もしつけてあげましょう。
幸い小型犬はミミズを丸呑みにはできないので、気づいた瞬間に口から吐かせればいいのですが、ミミズが苦手な方からしたら地獄の修行ですよね。。。
雨上がりの土手沿い道路では散歩しない
結論から言うと、ミミズの多いところで散歩しないことが一番だと思います。
私もミミズ道路での散歩は断念して帰宅しました。
皆さんも土手沿いのお散歩ではミミズの死骸にご注意ください!
コメント