本来は2020年7月10日で日本を離れ、ドイツで生活する予定だった夫婦の見切り発車すぎて失敗した話です。
コロナを舐めすぎた
超楽観的な性格が今日ほど裏目に出たことはなかったと思う。
2019年の10月から準備を進め、12月にはドイツ行きのチケットを手配し、ちょっと心許ない貯金を握り締めて夏に行くはずだったドイツ。
あれよあれよと言う間にコロナウィルスが猛威をふるい、あっという間にドイツは超遠いところに行ってしまった。
住み慣れたアパートも5月に引き払い、ドイツ出発までの束の間の日本滞在だと思ってAirBnBでニコと夫婦で住めるシェアハウスに身を寄せたが、事態は一向に良くならず、、、
なんと仕事までやめてしまったので家無し職なしのクソニート夫婦が爆誕した。
シェアハウスも契約終了し池袋へ
そして3ヶ月ほど過ごしたシェアハウスも出て、次に流れ着いたのは池袋。
あまりにも汚くて居心地の悪かったAirBnBは住み続けたくなくて引っ越し。
犬OKの民泊って驚くほど無いもんで、めちゃくちゃ予算が跳ね上がってしまう。
池袋に引っ越した時から、もうこれはコロナ長期戦だと悟り、夫婦で再就職先を探し始める。
ニートしてよかったこと
それでも今回、ニートになってやっと主人の勉強に対する意識が変わった。
私が仕事に行っている間、相当勉強したようで、目も当てられなかったドイツ語の習熟度がかなり上がっていた。
毎週Italkiでプライベートレッスンを受け、文法書で勉強し、Youtubeで発音の練習もしたそうだ。
勉強することへの抵抗が薄くなった上に、習慣もついたようで、これは本当に最高の収穫だと思う。
ほぼ2ヶ月は勉強しかしていない。
主人曰く人生で初めてだそうw
こんなにも真剣に取り組んでくれたのは、本当にドイツに行きたいと本人が心から思ってることの表れなんだろうな。
そして池袋は退去の時期が近づく
池袋の部屋も間も無く退去。
10月からは再就職先で勤務するし、家も新しいところに変わる。
今後も何が起きるかわからないけど、自分はこんな状況ですら幸せだと思える。
気持ち悪いけど、本当に幸せ。
苦楽を共にする相手がいるから、と言うよりも、同じ目標に向かって邁進する同志がいるから。
主人を見習って勉強頑張ろう。
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