母校の日本女子大学がトランスジェンダーも受け入れることを決定したことについて

こんにちは。Cindyです。

我が母校である日本女子大学がトランスジェンダーの入学も受けいれると決定しました。

実行は4年後なので、現在在学している学生さんは全員卒業されてからとなります。

トランスジェンダーの学生さんも入試を受験する、合格すれば入学して共に勉強をしていくわけでして、これに賛同した女子学生が同大学を受験します。

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女子大学とはいえ、もともとオープン気質

そもそも同大学はインカレサークルも活発で、男子大学生も学生証の提示を求められずとも校舎内に侵入できます。(私が在学していた2012年の時で、おそらく今も同じでしょう)

授業も一部ではあるものの、早稲田大学などの近隣大学と単位を互換させた授業も解放しており、男子禁制な空気はあまり感じられませんでした。

男性陣は居心地悪かったでしょうが(笑)

在学していた私からすると、今回の決定はごく自然な時代の流れにしたがったもので、誰もが生きやすい世の中を作ろうとしている日本女子大学らしさしか感じられません。

※ちなみに今回の件で「なりすましによる性犯罪がなんちゃら」って言っている方がいましたが、上記の通りオープンな大学なので今更何をおっしゃる?って感じです・・・。トイレも男性教授がいるから男子トイレもあるし「誰でもトイレ」もあるよ・・・。

就職の時に日本女子大学卒業って履歴書に書くこともだいぶ覚悟が必要なはずですしね。大事な学歴をそんなエロい思想一つで決定させますかね?

日本女子大学が存在する意義

日本女子大学という大学が存在する意義って何でしょうか。

少子高齢化で学生の取り合いが白熱してる大学市場で、女子大学だって学生数は伸び悩んでいます。

つい最近は青山学院女子短期大学の閉校が決定となりました。

生き残れない女子大学がこの先もどんどんなくなっていくことと思います。

それでも女子大学は男性が苦手な人にとっては貴重な学びの場です。

女子が気兼ねなく(男女の色恋沙汰や力関係に惑わされることなく)研究に打ち込めるし、共学では得られない女子大学ならではの講義が魅力的です。

今回スポットライトを浴びた「トランスジェンダー」もマイノリティということで女性と同じく虐げられてきた歴史を歩んできています。

今後は女性というカテゴリーではなく、「〇〇らしさに虐げられてきた人の歴史」みたいな感じで講義が繰り広げられるのかもしれません。

私立最高位の家政学科

視点を変えて、トランスジェンダーの方々は我が母校への入学をいったい希望してるのか?という疑問も沸きました。

希望するとしたら、おそらく家政学科で勉強をしたいかもしれませんね。

日本女子大学の家政学部はお茶の水女子大学の次にレベルが高いです。

栄養学科で学んで管理栄養士としてキャリアを積みたい方や、有名な私立幼稚園に就職したいために児童学を専攻したい方もいると思います。

正直、共学の家政学科はお粗末なレベルの大学が多いので、我が母校を志望する方が多いとしても頷けます。

家政学科以外で日本女子大学を受験したい方がいるとしたら、、、特に師事したい教授がいるのかー?または偏差値が手頃かー?くらいにしか思えません。。。

共学化への布石かも・・・?

フラフラとした話を展開してきましたが、私個人としては母校がトランスジェンダーを受け入れるのは「だろうな」くらいにしか思っていません。

正直言って、先に申し上げたように学生数はどこも伸び悩んでいて、女子大学の共学化は必須なのかもしれません。

ということは、今回トランスジェンダー受け入れを決定したことは日本女子大学の共学化への布石なのかとも考えられます。

女子教育も当たり前となった世の中において、女子大学はもはや不要だなんてずっと叫ばれてますからね。

でもトランスジェンダー受けいれ宣言しておいて、それに賛同しない女子学生が増えて受験者数減っちゃったらショックでしょうね。

これはかなり大きな決断だったと思います。

上記のリスクを理解した上でこの大きな決断ができたのは、先にも述べた家政学科という強い柱があるからではないかと思います。

正直、ここまで職業も男女関係なく選択できる世の中になったのだから、学問も性別超えて好きに学ばせてあげろよって思う時はあります。

個人的に女子大学の概念は残しておいてほしい・・・

とはいえ、とはいえ、私の中では、かなり快適な大学生活だったので女子大学という概念は残しておいてほしい気持ちもあります。

もう単純に「精神衛生上良い」のが女子大学でした。

言い換えれば社会のシェルターだったんですよね。

男性を苦手に感じる部分があったので、そこから逃げて勉強や同性同士のくだらない会話に没頭できる安心な場所でした。

インカレの部活に挑戦して他大学の男子学生と交流を試みましたが、やっぱり何かいや〜な気持ちがあって、結局は同大学の男子禁制サークルに入り浸ってました。

いっそトランスジェンダー受け入れますって言い方はやめて、「女子ばっかで窮屈な思いはするけどそれなりの思いがあるやつは一筆込めてきてください。審査後に受験に挑んできていいですよ」ってスタンスにすればいいのに。いや、いつかなってそう・・・。

最後に

最後に、おそらくですが、ほとんどの日本女子大学出身者は今回のニュースを「あっそ」くらいにしか感じていません。

我が母校は宗教の色もないし、色濃いフェミニズムもありません。

勉強したいなぁって心と「自分は自分、他人は他人」という意識しかありません。

今後も時代の流れに適切に対処して、私立ならではの自意識と自立心を持って勝手に突き進めばいいと思います。

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