冬になると恋しくなるサツマイモ。
想像するだけでねっとりと甘い風味が口いっぱいに広がります。
砂糖も入ってないのにあんなに甘かったら、あなたの愛犬はサツマイモの虜になってしまうかも!
今回は犬にサツマイモを与えるときの注意点やサツマイモの栄養に関してご紹介いたします。
犬にサツマイモを与えてもいいの?
犬にサツマイモをあげても問題はありません。
犬に有益な栄養も多く、素材の味でも十分に甘いサツマイモは愛犬にとって大好物の一つになること間違い無いでしょう。
犬には味覚がないと昔は言われていましたが、甘みを感じるセンサーはあるようです。
また、人の数倍鼻が効くので、美味しい香りをキャッチして与える前から興奮が冷めないかもしれません。
サツマイモを与えてはいけない犬もいる
残念ながら病気を抱えた犬やお腹の弱い犬、獣医さんから肥満を注意された犬には与えないほうが懸命です。
サツマイモは食物繊維が豊富
特にサツマイモは食物繊維が豊富です。もともと食物繊維をそれほど必要としてない犬にとって、これは下痢の原因以外の何物でもありません。
お腹が弱い子でなくともサツマイモの与えすぎは下痢の原因になるので注意しましょう。
サツマイモは高カロリー
サツマイモのカロリーは100gで134kcalもあります。
犬にとって肥満は万病の元です。私の飼っているパグ犬(動画の犬です)を例にあげますと、現在は適正体重ですが昔は獣医さんから幾度も肥満を指摘され、それを無視した結果10万円近い治療費を支払うはめになったことがあります。
肥満の犬にカロリーの高いサツマイモを与えることは得策ではありませんし、肥満でなくともサツマイモを毎日与えることは少し危険です。
サツマイモと病気
結石ができやすい子や、腎臓・心臓の疾患を抱えている場合は与えないほうがいいです。
サツマイモのシュウ酸とカリウムによって病気を悪化させる恐れがあります。
サツマイモの与え方
生のサツマイモはとても消化に悪いので、必ず蒸すか焼いてあげましょう。
調理は面倒だと思う方は、サツマイモを水で濡らしてから耐熱容器に入れてレンジでチンするだけでも十分です!
また、焼き芋は蒸し芋よりも食物繊維が1.5倍に増えてしまうのであまりオススメできません。
しかし、焼き芋の方が甘みが断然違ってきますので、蒸し芋よりも少なめに与えれば愛犬のお腹にも優しいご馳走になります!また、焼き芋にする場合は芋の両端ではなく中心部分を与えましょう。
サツマイモの皮はお通じが良くなりすぎるので、便秘で困っている愛犬以外は皮なしであげる方が良いでしょう。
犬は咀嚼する生き物ではないので、必ず喉につまらない程度の大きなにカットしてあげるか、ペースト状にしてあげましょう。
サツマイモの適切な給餌量
サツマイモは前述した通り、100g当たり164kcalと高カロリーのため、1日の給餌量は最大1/4を目安にしてください。
5kgの子だと25g、30kgの子なら100gを目安としてください。
サツマイモの栄養
サツマイモはビタミンCによる免疫アップ、アントシアニンによるアンチエイジング効果が期待できます。
また、ヤラピンという成分に整腸作用があります。
人間が得られる栄養ほど、サツマイモは犬にとって栄養豊富で必要不可欠だと実は言えないのかもしれませんね。
あくまでもオヤツやご褒美として与えることを前提とすべきかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
サツマイモを愛犬に与える場合は以下のことを注意して美味しく食べてもらいましょう!
適正な量を守って愛犬に美味しい体験をさせてあげてくださいね!
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